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国土交通大臣賞受賞!

    昨年7月に完成した「太陽と棲む建築士の自邸」が、
「第7回真の日本のすまい提案競技」において、
最高賞にあたる
“国土交通大臣賞”を受賞いたしました。
私たちは、この受賞を
単なる一棟の建物の設計に対するものではなく、
零のすべての家づくりと
それを支持して下さった皆様への賞であると捉え、
嬉しく思うと同時に、
皆様へ深く感謝申し上げます。

平成22年2月26日
受賞者/代表取締役



日時:2月26日(金) 表彰式 16:00~/祝賀パーティー 17:15~
会場:住宅金融支援機構本店 すまい・るホール
会場となったビル(写真中央) 表彰式前のホールの様子 16時、表彰式開始
国交省住宅局長 林野庁長官 日本建築士会会長 住保機構理事長 主催者挨拶 来賓挨拶
   
国土交通省住宅局長より「国土交通大臣賞」の授与 審査員長の総評
表彰式の後に行われた祝賀会。主催者、共催者、審査員、受賞者、マスコミなどとの交流の様子
 

[国土交通大臣賞/小野幸助]
 
 一般の人にも手の届く伝統木造工法の家という問題意識のもとで、特段の仕掛けをほどこすことなく、7つの理念の基本をバランス良くまとめている。 100%国産木材の家づくりで随所に木を使用している。建設地での生活経験からもたらされた夏と冬の対処法は、通気窓・デッキとバルコニー・雨水利用・薪ストーブなど「自然の秩序に従って太陽と風と棲む」というコンセプトに合致している。障子と漆喰壁による調湿効果、貫工法と構造用面材の組み合わせなど伝統を生かした現代住宅である。

 可変性に富む畳の間と土間そして2階の空間構成は、個室+LDKというパターンを打ち破る意図は感じられるが説明不足である。しかし、手作り・いきいき・素直さ・正直さ・しなやかさを掲げるこの住まいからは、住みこなしによる豊かな暮らしが想像できる。

 「日本人の財産を用いて産み出す家こそが真の日本のすまい」という回答も共感できるところである。                                   (浅野 平八 委員長)

【真の日本のすまい公式ホームページ】はこちらから⇒




 
 
公式ホームページはこちらから

【対応すべき7つの理念】

1)暮らしの知恵や日本の伝統・文化を
  受継ぎ人格形成の場となる住まい
2)地球環境を大切にした住まい
3)気候・風土を活かした住まい
4)高齢者や障害者が自立して暮らせる住まい
5)生命を守る住まい
6)病気をつくらない住まい
7)財産を守る住まい 
 
 

 かつて我が国の「すまい」や「まち」は、世界に誇れる美しさに溢れたものでした。それは地域によって異なる多様な気候風土と調和しながら理想的な循環型社会を形成し、開放的で可変性に富むすまいは家族の幸せを育み、絆を深め、思いやりのある人格の形成にも大きく貢献してきました。また、すまいをつくりまちの美観を守ってきた職人は、他に類を見ないほど精緻で合理的な技術技能を発達させながら日本のものづくり文化を支え、その技術技能を伝承する中で人づくりにも貢献してきました。
 今日、すまいやまちはより便利に快適になりましたが、こうしたすまいや職人の果たしてきた貴重な役割は忘れられ、自然と調和することや伝統文化さえも顧みられなくなっているのではないでしょうか。そして、そのことが地球温暖化、シックハウス、家庭教育問題等の様々な問題の要因の一つになっているのではないでしょうか。
 それぞれの地域で培われてきたすまいづくりの知恵と伝統文化とこれまで果たしてきた役割を再評価し、地球や地域環境との関係を重視しながら新たな時代の要請にも応えることのできるすまいのあり方を追求しなければなりません。
 このような趣旨でこの提案競技は企画され、すまいづくりに関する7つの基本理念の一つ一つが活かされ、これからのすまいのあり方を提示する「真の日本のすまい」の提案を募集するものです。 

主催/財団法人住宅産業研修財団
共催/財団法人住宅保証機構、財団法人生涯学習開発財団、社団法人日本建築士会連合会
後援/国土交通省、文部科学省、経済産業省、林野庁、独立行政法人住宅金融支援機構
協賛/財団法人建築環境・省エネルギー機構、財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター、財団法人日本住宅・木材技術センター、財団法人ベターリビング、社団法人日本ツーバイフォー建築協会、社団法人日本木造住宅産業協会、社団法人プレハブ建築協会、社団法人住宅生産団体連合会、社団法人全国中小建築工事業団体連合会、社団法人全国木材組合連合会、社団法人日本住宅建設産業協会、社団法人日本建材・住宅設備産業協会、社団法人日本建築学会、全国建設労働組合総連合


 
以下、提案内容より


 
     
■冬は海から近い事と晴天が多いため比較的温暖で、降雪量は少ない。
 また、奥羽山脈からの北北西の冷たい風が吹く。
■夏は太平洋からの海風の影響で気温はあまり上昇せず、真夏日・熱帯夜は少なく、
 過ごしやすい。
■真夏日と真冬日の合計は約20日で、都道府県庁所在地中、最も少ない。
■1月の平均最低気温は-2.0℃で、北関東の平野部と同程度。
■東京等と同様、夏に降水量が多い「夏雨冬晴れ型」

つまり、仙台は、極端に暑くも寒くもない住みやすい都市と言え、強制的な冷暖房に
頼ることなく、設計的アプローチによって、かなりの効果が得られるエリアだと言えよう。
自然との繋がりを保ちながら、快適な暮らしを実現する、そんな家づくりに最適な所なのだ。




 
理念1 暮らしの知恵や日本の伝統・文化を受継ぎ、人格形成の場となる住まい


“家族を大切にする心”
“自然に対する謙虚な気持ち”
“暮らしの中の知恵や習慣”
そうした大切なことが日常にあふれ、
育まれていくような、家づくり。

■引き戸を多用した「開かれた間取り」
■「空間の用途を限定しない」スペースの捉え方
■障子や畳の使用
■いつも家族を感じることができる
 「心のつながる間取り」
■大切に手入れをするほどに深まる
 「美しさ」と「愛おしさ」
■つくり手の顔が見え、想いを感じる
 「手づくりの良さ」
 

理念2  高齢者や障害者が自立して暮らせる住まい


「小上がりの和室」は、襖によって個室化できるものの、
寝るとき以外は家族の集う「団らんの間」と
いつもつながっている。
また、地域の人々も集うウッドデッキにも
段差なく直結しており、
孤立化することのない設計とした。

■リビングとつながる孤立化させない
 「小上がりの和室」
■近所の人も気軽に集う、庭やウッドデッキ
■小上がりの高さは、足腰に負担を掛けない
 ベンチと同じ。リビングやウッドデッキにいる人との
 目線の高低差も減少させる
■同時に介護する側の負担も軽減できる設計に
 

理念3 地球環境を大切にした住まい


近くの山の木々が、人の住まう家へと姿を変え、
第二の森として住宅街に息づいてゆく。
まるで手入れの行き届いた人工林のように、
風が駆け抜け、地表まで光が差し込み、
雨水を貯え、暮らしを豊かにしてくれる。

■地元材を中心に「国産材100%」の家づくり
■「浅めの奥行きと広がる間取り」で実現した
 明るい室内
■太陽熱を利用した「ソーラーシステム」
■循環可能な木を燃料とする「薪ストーブ」
■間伐材や小径木材を積極的に利用した
 「造作パネル」や「木端立ての土間」
■新聞古紙利用断熱材「セルロースファイバー」
■トイレの排水や、庭の散水への「雨水利用」
■「次世代省エネ等級」同等のスペック
 (木製玄関ドア除く)
 

理念4 気候・風土を活かした住まい


建物が建つエリアは、設計者である住まい手が、
幼い頃から駆け回っていた庭のような場所。
夏は、太平洋から吹く風が仙台平野を通り抜け、
爽やかな心地よさを運んでくれる。
冬は、奥羽山脈船形山系の泉ヶ岳からの冷たい風が、
容赦なく吹き付ける。
しかしながら、冬期でも、日射量は比較的多く降雪量が
少ないという地域的な特色を持つ。

■爽やかな夏の風を取り込み、冷たい冬の風を遮る
 「開口部の計画」
■地元の気候に馴染む「地元の木材」の利用
■冬の貴重かつ豊富な陽射しに着目した
 「太陽熱ソーラーシステム」
■太陽の最高高度(夏至75度/冬至28度)を
 踏まえた、季節にあった「陽射しのコントロール」
 (夏の陽射しを遮る深い軒の出や庇と、冬の陽射
  しを取り込む透明素材の軒とバルコニー)
■梅雨時期に発揮される無垢の木材や漆喰の
 「調湿効果」
 

理念5 財産を守る住まい


架構・間取り・デザインが素直に呼応しあう
家は、丈夫で、住みやすく、飽きが来ない。
なおさら、歳月と共に美しさを深めてゆく自
然素材は、家族の歴史そのものとなってゆく。

■「長もの」「根曲がり」材を適切に用いた
 より強い木組みの架構
■ゆれの力を分散して受け流す「貫の構造」
■6間×4間の強く無駄のない「合理的な設計」
■細かく仕切らない「可変性のあるしなやか間取り」
■日常的に建物の状態を見ることの出来る
 「現しの天井」と「収納を兼ねた床下空間」
■経年変化と家族の愛情で深まってゆく
 「自然素材の美しさ」
 

理念6 病気をつくらない住まい


閉ざされた空間のないこの家での暮らしは、
風と光が駆け巡り、家族の気配をいつも感じる。
さらに、庭先までをも室内として捉えた設計概念は、
より活動的で健やかな暮らしへと誘導してくれる。

■薬剤処理を施さない「無垢の木材」
■全くクロスを使用しない「漆喰の壁」
■無垢材と漆喰がもたらす「調湿効果」
■壁体内結露を防ぐ緻密な計画と施工
■自然素材の持つ生命がもたらす
 エネルギーと癒しの効果
■朝日を浴びて始まる健やかな毎日
 

理念7 生命を守る住まい


庭の植栽や東西に建てられた杉の連柱、
角度をつけたバルコニーのルーバーが、
隣家やバス通りを行き交う人々の目線をやわらかく遮る。プライバシーの確保と、
地域とのつながりを両立させる工夫がそこにある。
日々行き交う地域の人々のやさしい眼差しが、
いつもこの家の暮らしをあたたかく見守ってくれている

■大きな地震でも倒壊しにくい
 伝統構法「木組み+貫工法」
■さらに剛性をプラスする「ステンレスブレイス」や
 「構造用面材モイスの全面張り」
■地域とのつながりがもたらす「防犯の目」
 
 
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