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断面計画②
住まいの基本は平屋
天井をあげずに小屋部分(屋根の三角の部分)の小屋梁を表しにすれば桁高さは7尺5寸(2275ミリ)もあれば十分。
しかし、敷地の広さや予算などの制約で面積が大きく取れないときには二階建てにすることになる。
  
そこで次の発展した形が総二階となる。
平屋の下に同じ大きさで一階を作る。(平屋の上に二階をあげるのではない)
平屋部分が二階になる。
一階部分は上部に三角の小屋部分がないので9尺(2730mm)くらいは欲しい。
   
一階と二階の大きさが異なる場合は更に下屋を付け足す。
下屋は平屋と同じように三角の小屋部分が上部にあるので桁高は7尺5寸。本体の一階部分は9尺なので通し柱に梁を差す高さに段差が出来る。仕口が集中しないので通し柱を傷めない。
  
③-2
一階の上に二階をのせる、という考え方では、一階と二階の構造がバラバラになる。
二階の力が一階にスムーズに伝わらないので構造的にも弱く、無駄な部分やよけいな手間が掛かり、経済的にも合理的ではない。
 
下屋を大きくしていくと二階の屋根と高さがそろう時が来る。それが大屋根。
大屋根の場合は軒の出を大きめ(4尺(1200mm)程度)にとるとバランスが良い
大屋根にした場合の下屋の小屋裏はかなり大きくなるので、小屋裏利用もできる。
 
大屋根の場合は反対側に下屋が取り付くととても安定感のある家になる。



 
この流れからわかるように、家のプランは二階から考えると良い。
上に乗る部分が出来て初めてそれを支える1階を考える。
 
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