代表挨拶 | 建築工房 零

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はじめまして。建築工房零・代表取締役社長の小野と申します。
おかげさまで創業から約20年で350軒以上の住まい手さんの家づくりをお手伝いさせていただくことができ、感謝に尽きません。
これまでたくさんの家づくりに関わらせていただき、時代や零のスタイルも少しずつ変化してきましたが、一貫して変わらないのは私たちの家づくりに対する想いです。

私たちは「たくさんあれば幸せ」「いっぱいあれば豊か」という価値観で育ってきましたが、本当でしょうか?テレビが一家に一台から、三台に増えて(スマホ?)、本当に三倍幸せになったのでしょうか?リビングで野球中継を見るお父さんと、子供部屋で同じ野球中継を見る息子。それが三倍幸せになった家族の姿でしょうか?

代表挨拶

私たちは、物質的な豊かさを否定するつもりは全くありませんが、不必要なものを削ぎ落とした先にある、本当に必要なモノ(コト)を大切にしていくことの豊かさを、家づくりを通して提案できないか。その想いで創業しました。私たちは裕福になるためではなく、幸せになるために生きているわけです。社名の由来もそこにあります。

その想いでつくる家は断熱性や耐震性、耐久性などは当たり前として、その上に家族の毎日をいちばんの幸せにする提案力と設計力に一番の価値があり、「夢が叶う家づくり」のもっと先「想像を超えたふだんの豊かさ」を提案するために日々努力と研鑽を重ねております。

妻と二人で起業した当時に比べ、社員はグループ全体で60人を超え、たくさんの仲間とたくさんの家づくりや事業を手掛けるようになりましたが、その気持ちは全く変わっていません。エネルギーや地域、地球環境に対する想いも同じです。それどころか想いはさらに強くなっています。

代表挨拶

加えると、私たち業界の課題である大工不足に対しても、社員大工育成という形で長年取り組んでおり、新卒採用を中心に採用と教育を続け、十数人の社員大工が今は現場を支えてくれています。その社員大工さんたちは今や現場監督も兼務し、住宅の品質を担保し、業界の新しいスタイルを展開して業界をリードしてくれています。

振り返ってみると「今年は楽だった」という年は一年もありません笑。これからもでしょう。ですが、想いを共有した仲間たちと共に「楽」ではないが「楽しい」経営者人生をこれからも突き進んでいく所存です。

これからの皆様ご家族の幸せな家づくり、その先にある幸せな暮らしづくりに貢献し続けていけるように、スタッフ一同努力していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

代表挨拶
小野幸助
株式会社 建築工房零
代表取締役社長 / 一級建築士
小野幸助

1976年宮城県仙台市生まれ。 大学卒業後、機械メーカーに就職したが、建築を志し転職。つくっては壊すスクラップ&ビルドが大半であった建築業界で、目先の便利さ・快適さばかりを追求し、エネルギーや資源を使い散らかす家づくりのあり方を目の当たりにし、『家づくりから消費型社会を変える』『脱・化石燃料生活』を掲げ起業を決意。
28歳で建築工房零を設立。『零の家 暮らしを取り戻す。』を合言葉に、太陽や風、木といった自然を活かすパッシブデザインの建築と、自然エネルギーを使った暮らしを提案し続けている。2018年7月、姉妹会社(株)アオバクラフト代表取締役となり、現在二社の代表取締役として活動中。

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