大屋根とサマーリビングのある家【設計住宅】

南側には大胆に窓を配置。見知らぬ人が通ることがない広い敷地には、たまにキジが訪れることも

通り側から家を望む。植栽が玄関までのアプローチを彩る

水回り以外一体の空間になっているだんらんの間。屋根なりの段差が生活にリズムを生む

小上がりのタタミスペースから望む。一段下がったキッチンとダイニングテーブルに座った家族の目線が揃う

特徴的なサマーリビングと名付けられた半外空間。納戸的にも使え、雨でも外遊びが出来る空間に

リビング側からもガラス戸越しに様子が見えるため、子どもだけでも安心


(手前)仕切れば2部屋化できるフリースペースとWIC (奥)障子が優しい光を取り込む寝の間

吹抜けがすまい全体をやわらかくつなぐ。室内に居ながら外の自然とひとつながりに感じられる

北側にも吹抜けがあり、夏は窓を開ければ風が通る心地よさになっているという
DATA
所在 / 宮城県栗原市 竣工/ 2018年3月
設計 / 小野 幸助一級建築士
構造 / 在来工法・手刻み
延床面積 / 40.36坪