掲載記事のご紹介

こんにちは、菊地です。

今日は、先日河北新報に掲載された記事をご紹介させて頂きます。

とは言っても、家づくりのことでも、環境のことでもなく、社会的養護のことです。

縁と想いがあって里親になり6年が経ちます。今は実子1人を含めて6人の子ども達と暮らしています。

個人的なことと言えば個人的なことではありますが、建築工房零の

〔社是〕地球と暮らそう～Act　local、Think　global～

〔経営理念〕健やかな地球・健やかな暮らし・健やかな人生

〔事業定義〕健やかな暮らし創造業

とは、通底するものがあると思っています。現に私の里親もこれらに背中を押してもらいました。

それは、“共生意識を軸にした社会観”です。自然と共に生きていくこと。地域と共に生きていくこと。すべての人と共に生きていくこと。

当たり前でありながら、そのことを見失っているのではと思わざるを得ない状況が現実に多く存在しています。

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」

『農民芸術概論綱要』の中の宮沢賢治の言葉です。以前から大事にしてきた言葉ですが、今ほど、深く沁み込んでくる時はありません。

環境も平和も社会的養護も、テーマはとてつもなく深く壮大ですが、歩みは日々の暮らしの中にしかありません。

そしてそれは、理不尽なことも、苦しいことも多いですが、嬉しいこと、楽しいことにも充ちていて、

子ども達に豊かな人生を送らせて頂いていると感謝しています。

もし、これを読んで頂いた皆さんで、こうした社会的養護や里親に関心のある方、

特別養子縁組や養子縁組が気になっている方、

子育てに悩んでいらっしゃる方などありましたら、

気軽にお声がけ頂けたら嬉しいなと思っています。

解決できることはないかもしれませんが、共に存在することはできるかなと思っています。