ぜろだよりマルシェショップ【注文靴屋カルツ】 | 建築工房 零
ぜろだよりコラム選
BACK NUMBER

ぜろだよりマルシェショップ【注文靴屋カルツ】

建築工房零
ぜろだよりコラム選

季節ごとに発行している「ほぼ季刊誌・ぜろだより」

ぜろだよりに掲載させていただいている、すまい手さんの声やコラムのバックナンバーをしていきます。

バックナンバーは、ランダムで!

 

さて、今回は

「ぜろだよりマルシェショップ【注文靴屋カルツ】(vol.79/2023年刊行)」。

 

零の家に住むすまい手さんや、零とつながりのある方たちのお店・ものづくり・イベントなど、

多彩&多才な方たちをご紹介したい!という思いで始めた、誌上マルシェ&ショップです。

 

ぜひご覧いただけますと幸いです!

注文靴屋カルツ

住まいの完成時、家の鍵と一緒にお渡ししているゼロの革キーホルダーをご存知ですか?

それは、この『注文靴屋カルツ』さんに依頼しているんです。

ゼロ専務の菊地が主宰している貸し田んぼでのお米づくりに毎年参加されているのがきっかけで、杜くらし愛子中央で建てられたモデルハウス「杜そだつ家」の撮影モデルをしていただいたり、ゼロイベントとして革のスリッパづくりワークショップを開催していただいたこともあります。

オーダーメイドの靴をメインにしているカルツさんでは、革の端材がたくさん出るそう。

それをキーホルダーやコースターにするなど、さまざま活用しているのを知り、数年前から零の家を建てられた方へのお引渡し時に鍵につけて渡している「革のキーホルダー」づくりを依頼しています。

キーホルダーで使っている革は、イタリアから仕入れていて、植物の渋でなめされた革を採用しています。

植物なめしの革は赤ちゃんがはじめて履く靴(ファーストシューズ)でも使っていて、薬品は使われておらず、環境と肌にも優しいのが魅力のひとつです。

柔らかくナチュラルな印象になるし、また天然素材だからか、少し甘い匂いもします。

革って、本当におもしろい素材なんです。

使えば使うほど、色がどんどん変化していく。

使用している革はオイルが多めに含まれていて、ちょっとの傷は少し擦ればほとんど見えなくなる。もちろん、傷も味の一つですけどね。

使えば使っただけ深みが出るし、よく触る部分はツヤがどんどん出ていきます。

使えば使うほど変化して、同じ牛でも、その生育された気温や気候などでも全然違って、なめし方や色でも異なる風合いになる、そんな革の魅力にはまり続けているのかもしれないです。

もしかしたら私って、飽き性なのかもしれませんね。(笑)

メインは注文靴ですが、革という素材が好きで、こうした小物をつくることも、ワークショップも、それを知ってもらいたいという思いが一番かもしれません。
革キーホルダーは、端材を利用していることもありますが、あえて表と裏で違う色の革を組み合わせています。

それらの色の変化もぜひ楽しんでいただけたらと思います。

ぜひ、1年後、5年後、10年後…と、変化していった革の様子を教えてもらえたら嬉しいです。
(赤松 まゆみさん)

  • 革キーホルダーのお手入れ方法

基本的にはお手入れ不要です!
汚れが気になったら…

革用のクリーナーで汚れを落とし、革用のクリームで油分と栄養を入れてあげてください。

注文靴屋カルツさん

場所:仙台市青葉区立町21-5 ライオンズマンション西公園第二103(菅沼靴工房さんを間借りして営業しています)
*月曜定休(その他不定休) 完全予約制

菅沼靴工房さん

場所:仙台市青葉区立町21-5 ライオンズマンション西公園第二103

*手づくり靴の教室を随時開催。靴教室では靴を作ってみたいひとを随時募集中!

その他のよみもの

PAGE TOP