学生さん零インターンレポ | 建築工房 零
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学生さん零インターンレポ

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学生さん零インターンレポ

 

東北学院大学 3 年、建築を学ぶ松尾さん。

今年の夏、インターンで零の仕事を 6 日間体験していただきました。

就職活動に向けて建築業界を研究していくうえで、業界内の様々な職種を知るため、工務店、ゼネコン、ハウスメーカーでそれぞれ一社以上はインターンシップに参加すると決めていたそうです。

今回は設計志望だった松尾さんに、地域工務店について、実際に体験してみて感じたことをレポートしていただきました!

ぜひご覧ください。

 


■地域工務店、建築工房零のインターンシップへの参加動機
私が今回インターンシップに参加したきっかけは、就職活動の建築業界を研究していくうえで、業界内の職種を念入りに調べる必要があると感じていたためです。工務店やゼネコン、ハウスメーカーなどがあり、一口に建築業界といっても、設計、施工、設備など多種多様な選択肢が存在します。
自分自身で納得して就職するために工務店、ゼネコン、ハウスメーカーでそれぞれ一社以上はインターンシップに参加することを以前から決めていました。

 

■自身の感じていたイメージの変化と印象的だったこと
私は設計職を希望して、今回のインターンシップに参加しました。
設計職は意匠的に優れ、尚且つ構造、設備の条件を満たす建築を考えて図面に起こす仕事というイメージがありました。
しかし実際にはアドバイザーとしてお客様との打ち合わせやプランニングにて、知識が少ないお客様に納得してもらうような言葉選び、お客様に寄り添ったコミュニケーション力が必要だったと感じました。
予算とお客様がやりたいことのすりあわせや、瞬時にお客様の疑問に答えられる対応力が設計職には必要であり、それがないとお客様に選択してもらえないと肌で感じました。

プランニングの際に予算内でお客様の理想に近い形で、分かりやすく端的に提案をしていた姿が印象に残りました。

 

■1週間のインターンを通して感じたこと
まず、建築工房零さんの住宅は自然と暮らす、太陽光を取り入れたコンセプトのもと設計をしていると学びました。

そのため、似たような価値観を持ったお客様が基本的にはいらっしゃって、その際に少し価値観が異なった層を、姉妹会社のアオバクラフトさんがカバーしているように感じました。
アオバクラフトさんもコストパフォーマンスが高い住宅でしたが、れでも断熱性能や耐震性能などが最高水準のものばかりでした。 現地調査、基礎工事前、木工事完了、断熱材の貼り付け、完成直後の家など様々な工事段階の現場を見ることができました。それぞれの現場で、実際に行ってみてわかることが多くありました。
あるお客様のお住まいの、1か月点検に参加させて頂き、水漏れや電気系統のトラブルなどを点検しました。そのお住まいには、露天風呂があり、岩を直接くり抜いた自然素材のもので、自然との調和を感じられる零の家に合ったものでした。
エクステリアでは、良い暮らしをするうえで樹木やグラウンドカバーなどの植栽が重要であることが分かりました。目線切りや太陽光の照り返しを軽減する機能を持ち合わせていて、外構部分や周りとの位置関係を考慮することを学びました。

 

零の電気配線で、ほぼ全ての住宅でダクトレールという配線方法が使われていました。

私は、今までは差し込み口が住宅の至る所に配置され、そこにコンセントを刺して電気を使うということが当たり前だと思っていました。
しかしこのダクトレールは中に配線が通っていて、レール内であればどこにでも配置できるものです。生活スタイルの変化や模様替えなど変化に対応できることに驚きでした。細部にまでのこだわりが、垣間見えた瞬間でした。

これまで設計施工してきた住宅の配置図やパースをデータに移す作業を行いました。どれも興味をそそるもので、設計するときにヒントになりそうな知識や考え方があふれていて、食い入るように図面を見ながらの作業でした。日ごとに課を回っていく日程で、どのような流れで住宅を引き渡しているのか、それぞれの課の仕事内容を知ることができて非常に有意義な時間となりました。社員の皆さんが暖かく迎えて下さり、仕事内容や知識をご教授して下さいました。

また、就職活動の相談をしてくださったことで、皆さんのそれぞれの価値観や考え方に触れることができました。
ここにきて住宅の設計をやってみたいという思いが強くなりました。早く資格を取って活躍したいと感じています。もっと居たいと思うくらい肌感が良い会社でした。

 

■今回のインターンシップを今後に活かす

今回体験したことや学んだこと、実際に中に入って分かったことを記録して、就職活動での他業種、他会社との比較の材料にしたいと考えています。
今後のキャリアプランにも役立てていけたらと思います。
また、建築の知識として導線の作り方、スペースの活用、太陽光の取り入れや外とのつながりなど、今後大学での設計課題のヒントになることが盛りだくさんでした。学んだ建築の知識や現場での知識を参考にして設計課題に取り組みたいと思います。

 

 


 

1週間という限られた期間の中、しっかりと零について知った上で、密度の濃いレポートを書いてくださった松尾さん。ぜひとも今後の学生生活に活かしていただければと思います。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました!

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