ハザードマップは定期的なチェックを。 | 建築工房 零
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ハザードマップは定期的なチェックを。

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こんにちは。ゼロノワ不動産 高山です。

何度かこのブログでもお伝えしている「水害ハザードマップ」。

不動産取引における重要事項説明で、対象物件の所在地を説明することが2020年8月に義務付けられて以降(リンク:国交省HP)、

確認することがぐっと増えました。

少なくとも「調査時」と「契約直前」の二回、チェックしています。

 

11月下旬、契約を控えた仙台市内の物件のハザードマップを調べるため

せんだいくらしのマップ」を開きました(リンクでトップページに飛びます)。

ハザードマップは「防災」のところにあるので、開き、すべてのマップを取得します。

重要事項説明で説明する義務のあるマップは「水防法に基づいて作成されたマップ※」のみなので、
※すんごいざっくり言うとコンピューター上で降らせる雨量を想定最大規模で設定したもの。
ほかに、例えば令和元年台風19号など実際に発生した水害時の雨量の設定で降らせるなどのシミュレーションの仕方がある。

ここに記載されているマップの一部に説明義務がありますが、せっかくとれる情報ですから、すべてを取得して説明することにしています。

どれどれ~と開いてすぐに「あれ?」となりました。

見たことのないマップがある。

「その他河川ハザードマップ」というマップが増えていたんです。

↑その他河川ハザードマップ。

 

いつからだったんだ? と驚き、担当課に確認したところなんと閲覧した当日に更新されていました。

特に年度替わりでもなく、週の初めの月曜ですらない普通の日です。

しかも、このマップは「説明義務のあるほう」のマップでした。

ちゃんと、直前に調べて本当に良かった。

 

昨今の水害を受けて、仙台市のみならず、各市町村がハザードマップの作成や更新を随時行っています。

お住まいのエリアのマップは、定期的にチェックしておくのが望ましいですね。

仙台市でしたら浸水履歴も見ることができますから、最新の情報を入手しておけば

「大雨の日は南側は道路冠水するかもしれないから迂回して帰ろう」などの対策がとれます。

また、せんだいくらしのマップには「防災重点ため池マップ」というものもあるのですが、

2年ほど前は5か所しかなかった「防災重点ため池」が現在ではなんと(今日は「なんと」多め)97か所に。

ため池が増えたのではなく、「防災重点ため池」の対象にした、ということです。

更新前は記載されていなかったため池の情報が現在は載っている、ということも十分考えられます。

 

↑防災重点ため池ハザードマップ。

 

ぜひ、皆さんも定期的にマップをチェックして、日々の防災にお役立てくださいね。

 

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