すまい手さんに感謝 | 建築工房 零
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すまい手さんに感謝

ヒグチコウタロウ
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こんにちは、建築工房零@アドバイザーの樋口です。

 

たまにはインテリアコーディネーターらしい話を。

ダイニングチェアの代表作の一つとして有名な皆さんもご存じYチェア(ハンス J. ウェグナー1949作)。

住宅はもちろん飲食店などにもマッチする柔らかな曲木の印象に加え特徴的なラインを描く美しいフォルムと、ペーパーコードの座面は

座るごとに、座る人のお尻の形に合わせて少しずつ馴染み、お尻が包まれるような座り心地になってきます。

使い続けるうちに座りやすくなっていき、暮らしにゆったりとした豊かな時間を与えてくれるYチェア。

しかし「毎日通り抜けが不便」、「スペースに入りきらなかった」そんなことがよくあるのも、Yチェアの特徴の一つです。

そのワケはYチェアの座面の高さに合う高さのテーブルを選ぶと、アームが机の下に入らない場合がほとんどだからです。

そもそも、Yチェアは収めこまずにアームの曲線を並べると、とても美しいです。

ゆえに家具を設える際は椅子の引き代を考慮した“十分なスペース確保が大切”です。

 

Yチェアの奥行が510mm、人が通り抜けできる最低限の幅が600mmと言われています。

なので、机の端から壁まで最低限必要な奥行きは1,110mm以上となります。

 

 

もう一つ、机の脚間が1,250mm以上あるかチェックしましょう。

机の脚と脚の間を測ります。

イスを2脚並べる場合、Yチェアの幅が550mm、隣のYチェアと150mm離します。

なので、 机の脚間1,250mm以上が必要です。

 

図面で見ると

※図面のリビングダイニングは 約12帖。

 

このスペースが確保できることを基本とし、家具の配置計画をしてあげれば安心してYチェアをお家に迎えできますよ^^

 

ちなみに、先日建築時に使われた床の端材を利用して、Yチェアに合うようなダイニングテーブルをDIYしました。

手にマメができました。。笑

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今度の完成見学会でも、素敵なYチェアを用意してお客様をお迎えしたいと思います。

すまい手さんに協力いただき開催する完成見学会。

インテリアもスタッフみんなで考えます。

室内のみならず窓の外まで空間演出が広げられているのが零の設えの特徴です。

外の景色をどのように室内にとりこむか、また外からの視線をさえぎるか、リビングでの居心地良さの質が変わります。

 

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そんな心地よいすまい手さんのお家をお借りして開催する見学会ですが、いよいよ今週末と迫ってきました。

場所は根白石。

家族と過ごす一体感とくつろぎ感。

そこからのきもちよい外の眺めを体感しにいらしてください。

 

「杜くらしに建つ4つのウッドデッキがある家」完成見学会

 

日にち:3月4日(土)~3月5日(日)

時間:午前10時~午後16時台まで

形式:事前予約制

会場:仙台市泉区根白石「杜くらし根白石山田原」内

お申し込みの方に直接ご連絡いたします。

案内枠もまだ残っておりますが、埋まり次第終了となりますのでお早めにご予約ください。

 

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今日も、見に来ていただいてありがとうございました。

ぜひ、また見に来てくださいね。

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