米松ウッドショックを考える | 建築工房 零
小野幸助ブログ
ONO BLOG

米松ウッドショックを考える

オノコウスケ
小野幸助ブログ

お疲れ様です。
疲れてないけど。

オノです。ヒゲメガネです。

 

アメリカがコロナ景気対策で住宅需要が半端なく、中国の好景気もあいまって、
米松が日本に入ってこない問題が大変なことになっているようです。

零では創業当初から国産の木材100%で家づくりをしていたが、
零の系列会社のアオバクラフトではまさに外材から国産杉に切り替えるために四苦八苦していたところでした。

今月上棟予定の現場の木材が2週間前になって

「ごめんなさい。無理です。出荷できません。」
と連絡が。

今まで建築業界で長いことやってきましたが、もちろん前代未聞です。
ありえません。

大変なことです。建築できなければ我々は経営できません。

国産杉なら問題ないかというと、米松などの外材を買えないハウスメーカーさんやローコストビルダーさんが
こぞって杉材を買いに来ているので、価格が高騰しています。
いい迷惑です。笑

日本の木材自給率は約3割。数年前の2割よりは少し上がったけど、ほとんどを輸入に頼っています。

で、今回アメリカの大手製材会社さんが、「もう日本には売らないよ」と、言ってきているらしいです。

電気自動車におされて日本の自動車産業も厳しいので、
国際競争力は下がっているんですかね。

これ、木材の話ですけど、食料も同じですよね。

「もう日本には食料は売らないよ」

と言われたら、明日から何を食べましょうか。

2度ほどドイツとオーストリアに勉強に行きましたが、
彼らは「環境意識が高いので自然エネルギーに注力している」、
というよりも、

「エネルギーをロシアの天然ガスや中東の石油に頼っていたらヤバイよね。」

という危機感が半端ないようです。さすが戦争ばかりやってきた人たちです。

なのて、自分たちでまかなえるエネルギーってなんだろう??
って考えて、ドイツは太陽光と風力へ、オーストリアは木質バイオマスへ、

と走ったわけです。

自分たちの手の中にいろんなものを取り戻さないと。

そんなことを突きつけられている感じです。

大ピンチです。

でも、こんなピンチでないと変われません。

変わりましょう。私たちは自分たちの足で地面に立ちましょう。

我が家の山桜ももはや散り気味です。

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