『空き家問題』に「早すぎる相談」は、無い | 建築工房 零
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『空き家問題』に「早すぎる相談」は、無い

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こんにちは。
ゼロノワ不動産こと不動産事業部の高山です。

いやー、今年ももう残すところわずかとなりました。
毎年言ってる気もしますが、あっという間でしたね。

今週の大晦日は、皆さん。なんと金曜日なんです。
金曜日と言えば・・・ラジオ「マドとマドリの旨い店」!!

大晦日放送回に出演することになりました!!

恒例のかおりさんとのツーショットー♪ わーいわーい♪

 

思えば、今年は元日放送も出させていただいたんでした。
年始、年末と届けられることを嬉しく思います。一年の締めくくりにぜひお聴きくださいねー。

 

今日は、ラジオでもお話したことの関連で・・・
先日ご成約になったある不動産について、ブログでもお伝えしたいと思います。

 

県南のご実家がお母様の施設入所を機に空き家になってしまい、築50年超の建物の維持管理に苦慮され、相談にいらっしゃったご姉妹。

「自分たちの代できちんとしたい。例え売却価格0円でもいい」

「近隣のご迷惑にならないよう古家の解体は売れなくても自分たちの負担で行いたい」

「母の心情にも配慮して進めたい」

土地にかなりの高低差もあり、難易度の高い販売活動になるであろうことはご姉妹も私たちも覚悟。また、土地も建物もすでにお亡くなりになったお父様の名義のままという状態でしたが、実に初回相談から3年ほどでこの度売却となりました。

 

「3年間販売活動をした」のではありません。課題解決のため一つ一つゆっくり進めた3年間だったのです。

 

①不動産査定・測量や解体の見積もり(概算で費用などを知ることが大切な第一歩)

②相続登記(ご姉妹の名義にしないと売却等できない。実は最重要)

③隣人に購入してもらえないか打診(隣地の方が購入すると土地の条件が良くなるなどメリットが多い)

④隣人も「実は処分したいと思っていた」とご相談いただき隣地とまとめての販売活動を行うことに

⑤買主である企業の目に留まり、建物そのままで隣地と共に売却

 

契約が決まった時は本当に喜んでいただき、私もとても嬉しかったです。

 

やはり『空き家問題』をはじめとする不動産の問題は、相談に「早すぎる」ということはないなと改めて思いました。

今回であれば相続登記ですが、先に手を打っておかなければならない部分について整理する作業が実はとても大事です。

そして一度は解体を覚悟していた建物が縁あってそのまま引き受けていただけることになったのも、世の中に情報を出したから。動かなければ当然そのような機会もないのです。

 

 

年末年始、今年はようやく帰省ができる、という方もいらっしゃるでしょうか?

ぜひご家族皆さんで「あの空き家どうなってたっけ?」と話題にしてください。

そして、「ちょっとゼロノワに聞いてみようか」と気軽にご相談いただけたら、もっと嬉しいですね。

 

皆さん本年中は大変お世話になりありがとうございました。

零は12/28(火)~1/5(水)まで、年末年始休業となります。

また来年も、どうぞよろしくお願いいたします!

 

おまけ:南中山本社入口にて。雪は好きです、道産子なので。

 

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