大工さんによる零の進化。 | 建築工房 零
小野幸助ブログ
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大工さんによる零の進化。

オノコウスケ
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お疲れ様です。 疲れてないだろうけど。
わたしは少しだけ疲れてます。
一昔前まで、家づくりにおいて「設計」はあまり重要視されておらず、大工さんがベニア板にサラッと書いた絵を手続き屋さんの設計事務所が確認申請の形にするくらいだったんですね。
しかし、今はSNSやYouTubeのおかげもあり、だいぶ設計(プラン)が重要視されてきました。
対して、大工さんの地位はずいぶんと下がってしまったようです。
設計は専門的知識が必要となったので、専門の設計士に。
構造はプレカットが全てなので、建前の日まで見ることもないし構造を考える必要もない。
責任外。
造作は新建材の台頭により段ボールを開けて接着剤で貼り付けるだけ。
カンナも必要なし。
ハウスメーカーがお客様と打ち合わせするので、お客様との打ち合わせもないどころか、トラブルになるのでお客様とは会話禁止のハウスメーカーも。
協力会社さんたちとの連携は現場監督の仕事。
大工さんが憧れの職業ではなくなってしまうのも当たり前ですね。
一棟幾らの手間受けなので、弟子を育てることもできない。
若い子が興味を持っても受け入れてくれる場所はないようです。
構造もわからなければ、増改築や修繕もできないので、全部壊して安く建て直すのが主流になりました。
しかし、やはり現場に1番居るのは大工さん。
現場のことを1番わかっているはずです。
そして、これからは建物も手を加えながら長く使う事が大切です。
ですので、零では新卒から社員大工をたくさん育てているんですが、三つの方向性を示しています。
1 現場管理もやりお客様との打ち合わせもこなす大工。
2 手刻みを通して構造を理解し考えられる大工。
3 大工だけでなく、左官や電気、水道、、さまざまな事ができる多能工。
彼らにはこのうち一つ、というわけではなく、二つや三つを追い求めてもいいですよ、と。
そんな取り組みの一部が、業界誌の特集で、取材していただきました。
感謝。
楽ではない道を想いを持って頑張っている彼らはキラキラしていてカッコいいです。
皆さんの家づくりは、こんな社会課題や夢見る若者に貢献しているわけです。
本当にありがとうございます。
おしまい。

*新建ハウジングさんに取り上げていただきました。

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