環境経営を学びに青森へ | 建築工房 零
小野幸助ブログ
ONO BLOG

環境経営を学びに青森へ

オノコウスケ
小野幸助ブログ

お疲れ様です。
疲れてないけど。

オノです。ヒゲメガネです。一級建築士です。

 

先日、自分の大好きなネイチャーボーイズ(ビッグオーシャン)へ環境経営を学びに青森まで仲間と行ってきました。
宮城県中小企業家同友会、環境経営委員会の移動例会として。

ネイチャーボーイズの環境に対する想いとても共感していて、大好きです。
https://zerocraft.com/onoblog/14819/ ←以前のブログ

友人を介してネイチャーボーイズの柳さんと仲良くさせていただいていて、
忘年会の時にお願いして今回の奇跡が叶いました。あざす。

工場を見学したかったのでだが、企業秘密の塊みたいなものなので、それは叶いませんでした。涙
場所はビックオーシャンが経営するレストランにて。

和田社長とネイチャーボーイズの生みの親であるパパ大津留氏にそれぞれ環境と次世代に対するアツい想いを語っていただく。

以前にもブログで書かせていただいたけど、取り組みを紹介すると、

1環境負荷の高い鉛ではなく、自然に帰る鉄でジグ(ルアー)を作る

鉛は毒性が強く、根掛かりやラインブレイクでロストすると、錘やジグが海底に放置されてしまい、海洋汚染につながる。
鉄は錆びて酸化鉄になり、万が一ロストしてもちゃんと地球に帰る。
海外では鉛を釣具に使うのは禁止されている国が多い。日本は放置状態。

2パッケージはビニールではなく紙で。

ビニールが海に捨てられると、海洋生物が餌と間違って食べてしまって死んでしまったり、マイクロプラスチックの問題につながる。
釣り人がゴミを海に捨てないのは当たり前だが、風の強い船上では簡単に飛ばされてしまう。
紙で作られたパッケージなら環境負荷が少ない。、

 

3鉄は錆びるので、すぐにボロボロになってしまう。
錆びた鉄ジグはネイチャーボーイズに送ると、再塗装して送り返してもらえる。
リユースプロジェクト

これらの想いは大和田社長(当時は社長ではない)とプロアングラーのパパ大津留氏の環境に対する想いが重なり、30年の長い歴史の中で醸成させてきたとのこと。
なんか、すごくいい話でした。

環境への取り組みって、企業が営利目的で出した利益の一部を環境のために寄付したり植林したりするのが多いけど、こうやって本業で取り組むのが本物だな、って感じました。本気。
想うだけでなく、実行に移すのは本当に大変なことだと思います。

零の家づくりも、国産材を使ったり、なるべく塩ビを使わないとか、
想いは強いけど、実際は大変です。
ちょっとでも高くなれば、一発で市場競争へのデメリットになります。

経営者としてカッコよかったです。

その後はパパ大津留氏の生ライブ。
パパはプロミュージシャンでもあるんです。

78歳でこれはヤバいです。ウチの親父の一つ上。シャウトしてました。Yeahhhh!

次の日はネイチャーボーイズの所有する船でサクラマスジギングへ。

78歳のパパも60歳の和田社長も若い!
46歳で同い年の私と柳さんの方がヨロヨロしてました。。。

初めての船釣りデビューの同友会メンバーもたくさんマダラを釣って、全員クーラー満タンレベルでした。笑

(あれだけアツく語ってもらった翌日に鉛のジグを使っている人がいたのは秘密です。。。。)

友達に捌いてもらったら、白子はなかったけど、どでかいタラコが入ってました。

サクラマスは姿も見えなかったけど・・・・・涙


みんなで記念撮影。
(一人、前日飲みすぎて船に乗るまえにリバース&ギブアップ)

チャック開いてるように見えるのは気のせいか😎

初参加の同友会メンバーも多かったけど、それぞれ満足度が高い移動例会でした。
参加してくれたメンバーに感謝。
企画者として素直に嬉しかったです。

さ、戻ったら実践です。
「いい話を聞いた」で終わらせないのが同友会のルールです。

 

おしまい。
(最後まで読んでいただき感謝でございます。)

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