子どもの育ち、親の育ち | 建築工房 零
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子どもの育ち、親の育ち

キクチシロウ
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こんにちは、菊地です。

9月15日(日)13:30より愛子展示場にて、スタッフ持ち込みイベント「社会的養護と里子養育のお話会」を開催させて頂くことになりました。社会的養護とは、様々な理由で実親と生活することができない児童を、施設や里親家庭で養育することです。建築会社のイベントとしては異色の内容かもしれませんね。違和感を覚える人もいらっしゃるでしょう。

でも、私は、この話とゼロの家づくりには、根底に流れる共通点もあるなと思っています。それは、①家族や社会の課題解決のためのアプローチであること、②人の育ち、人の暮らしが真ん中にあることです。

さて、このイベントでお話ししようと思っていることですが、里親への理解、ましてやリクルートを目的とするものでは全くなく、毎日のように報道されている虐待事件を断罪しようというものでもありません。大きく二つのことをお話しできればと思っています。

①虐待をはじめとする要保護児童とその受け皿となる社会的養護の現状。

②実子、里子と暮らしている中で、気づかされる子育てについて、です。

子〝育て〟ではなくて、子と親の〝共育ち〟についてと言った方がいいかもしれません。

 

「里子を育てているなんて、凄いね」って言ってくれる方が少なからずいます。でもそんなことを思っている里親さんは、恐らくいないんじゃないかなと思います。実子も里子も、同じ子どもです。根本的には、何も変わらないのです。

 

違いがあるのは、中途養育であるため、既にそれまでの育ちの中での蓄積があると言うことです。その蓄積は望ましくないものもあれば、量的に不足している場合もあります。幼少期に埋めてもらえなかった愛着の穴は、時間と共に自然に塞がっていくことはないように感じます。幼い子であれば、赤ちゃん返りし、育ちを遡って取りに戻るような行動をとります。赤ちゃん返りができない年齢になってくると、その欲求は、内に向くか、外に向くかして、時として問題行動として表面化することもあります。里親は、こうした育ち直りと現在進行形ですすむ成長とを同時に援助することになります。それはまるで人の成長というものを、時間を超えてダイジェストに見せられているような体験です。難解だけど実は単純で、単純だけどかなり難解なのが子育てなのかもしれませんね。

 

当日は、こちらから一方的にお話をするのではなく、参加者のみなさんとお話しながら、気持ちや気づき、悩みや喜びをシェアできたらいいなと思っています。

ちょっとハードルが高めのイベントかもしれませんが、ぜひ、気軽にご参加下さい。妻も出てくれるということなので、夫婦二人でお待ちしております。託児もOKですので。

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