【ヒゲメガネの暮らしを取り戻そう!】建物の真実とリノベーションについて | 建築工房 零
小野幸助ブログ
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【ヒゲメガネの暮らしを取り戻そう!】建物の真実とリノベーションについて

オノコウスケ
小野幸助ブログ

お疲れ様です。疲れてないけど。

いつもの「ヒゲメガネ」です。

 

国内の空き家数が過去最多の九百万戸に達したというニュースがありました。

土地価格や建築コストの高騰、中東情勢によるナフサショックも重なり、いま住宅市場は大きな転換期を迎えています。

 

日本には「もったいない」という美しい心が息づいています。

住まいが少しでも長く愛され、健やかに使い継がれるよう建築の力でお手伝いすること。それが我々の使命です。

 

しかし一方で、私たちはある厳しい現実に直面してきました。

それは、過去に建てられた住まいの多くが、結露への無理解ゆえに見えない場所で柱や土台などを腐らせてしまっているという「事実」です。

間違った施工によって、建物の耐久性が著しく下がっている事例を、私たちは現場で嫌というほど目にしてきました。

 

リフォームというと、壁紙の張り替えや最新設備の導入など、表面的な見栄えの良さに気を取られがちですよね。

確かにデザイン性やオリジナリティはリノベーションの大きな魅力です。

しかし技術的には、新築よりも、構造に手を入れる改修の方がはるかに難しいのです。高いセンスはもちろん大事ですが、それ以上に高い技術と知識が求められます。

 

だからこそ私たちは、すまい手さんの想いに寄り添うのと同じくらい、建物の「真実」と真摯に向き合わなければならないと考えています。

そこで大事になるのが、先の二つの視点です。

 

①「インスペクション」で客観的な状態と資産価値を把握すること

これからの費用をかける価値があるのかを最初に見極め、最適なライフプランに繋げます。

※インスペクション・・・住宅の健康診断のようなもの

②新築と同様に「設計哲学と技術」を注ぎ込むこと

太陽や光、風を活かすパッシブ設計、自然素材の特性を活かした活用、そして確かな構造の知識。

これらが地下水脈のように流れているからこそ、世界に一つの「心地よさ」が宿る家が完成します。

性能とデザイン、理論と感性を掛け合わせた設計図を、厳格なコスト管理を行いながら、社員大工をはじめとする職人が高い水準で形にしていく。

そこには新築以上のクリエイティブな面白さがあります。

 

変化の激しい時代だからこそ、身近な住まいを心地よく整えることは、暮らしの確かな土台になります。

すまい手さんの愛着を次の世代へ紡ぐために、私たちはこれからも建物の真実に向き合い、新しい価値を創造し続けます。

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