【ヒゲメガネの暮らしを取り戻そう!】建物の真実とリノベーションについて | 建築工房 零
小野幸助ブログ
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【ヒゲメガネの暮らしを取り戻そう!】建物の真実とリノベーションについて

オノコウスケ
小野幸助ブログ

お疲れ様です。疲れてないけど。

いつもの「ヒゲメガネ」です。

今回は、リフォームやリノベーションを考えている方に、ぜひ知っていただきたいお話です。

結論を先にお伝えすると、リフォームで最初に確認すべきなのは、見た目ではなく「構造」と「結露」の状態です。

空き家問題と住宅コスト高騰時代の到来

総務省の「令和5年住宅・土地統計調査」によると、国内の空き家は約900万戸となり、過去最多を記録しました。

さらに、土地価格や建築コストの高騰、中東情勢によるナフサショックも重なり、住宅市場はいま大きな転換期を迎えています。

日本には「もったいない」という美しい心があります。

住まいが少しでも長く愛され、健やかに使い継がれるように、建築の力でお手伝いすること。

それが私たちの使命です。

リノベーション現場が直面する「建物の真実」とは

一方で、私たちは現場で厳しい現実にも向き合ってきました。

それは、過去に建てられた住まいの多くが、結露への理解が足りないまま施工され、目に見えない場所で柱や土台を腐らせてしまっている、という事実です。

結露とは、暖かく湿った空気が冷たい部分に触れて水滴になる現象です。

窓ガラスだけでなく、壁の中や床下でも起こります。
間違った施工によって建物の耐久性が大きく下がっている例を、私たちは何度も目にしてきました。

リフォームというと、壁紙の張り替えや最新設備の導入など、見た目の良さに目が向きがちですよね。

もちろん、デザイン性やオリジナリティはリノベーションの大きな魅力です。

しかし技術の面から見ると、構造に手を入れる改修は、新築よりも「はるかに難しい」のが現実です。

センスはもちろん、それ以上に高い技術と専門知識が求められます。

永く快適に住み継ぐための「2つの重要ポイント」

だからこそ私たちは、すまい手さんの想いに寄り添うのと同じくらい、建物の本当の状態と真剣に向き合う必要があると考えています。

そこで大切にしているのが、次の2つのポイントです。

1.インスペクションで、建物の状態と資産価値を把握する

 

インスペクションとは、専門家が建物の劣化や不具合を調べる、住宅の健康診断のようなものです。

最初に建物の状態を客観的に確かめることで、これから費用をかけて直す価値があるかを見極め、すまい手さんに合ったライフプランにつなげます。

2.新築と同じ「設計哲学と技術」を注ぎ込む

 

太陽の光や熱、風を活かして快適に暮らすパッシブ設計。

自然素材の特性を活かした使い方。

そして確かな構造の知識。

 

この3つを設計の土台にすることで、世界に一つだけの「心地よさ」を備えた住まいができあがります。

性能とデザインを両立するリノベーションの魅力

性能とデザイン、理論と感性を掛け合わせた設計図を、厳しいコスト管理のもとで、社員大工をはじめとする職人が高い水準で形にしていきます。

そこには、新築以上のクリエイティブな面白さがあります。

変化の激しい時代だからこそ、身近な住まいを心地よく整えることが、暮らしの確かな土台になります。

すまい手さんの愛着を次の世代へつなぐために、私たちはこれからも建物の真実に向き合い、新しい価値を創造し続けます。

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