彩の家|暮らしの足あと | 建築工房 零
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彩の家|暮らしの足あと

ミヤザキチハル
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こんにちは!宮崎です

夏も終わりに近づき、少しずつ秋の気配を感じる季節になってきましたね~🍂
外の香りも変化し季節の移り変わりを感じる今日この頃です。

今回は、そんな秋の季節にもぴったりな、彩り豊かな名前を持つお住まい――

「彩の家」

をご紹介したいと思います!

いったいどんな想いが詰まったお家なのでしょうか?
お住まいづくりのストーリーとともにご紹介していきます!

人には人の「土地探し」

今回のお住まいは、公共交通機関を使って仙台駅へアクセスしやすい場所で暮らしたいというご家族のご要望とともに
土地探しの段階から一緒に計画をさせていただきました。

土地探しをしていると
駅に近い土地はどうしても価格が高かったり・・
敷地が小さかったり・・
坂道があったり・・
と、すべての条件を満たす土地を見つけるのはなかなか難しいものですよね😿

 

だからこその!
土地探しで「何を優先して、何は優先しなくてもいいかな?」というポイントは
おもしろいほど人によって分かれ、その整理整頓は我々や設計士を頼っていただけると、より最短距離で後悔ない土地探しができます。

今回のご家族も、駅から近いということは大切にされていましたが
それ以上に「この家でどんな暮らしをしたいのか」という部分を重視されていました。

例えば、坂道や日当たり、眺望などは、理想としては良いに越したことはありませんが、そこにこだわりすぎて土地に予算や時間をかけすぎてしまうと、本来実現したかった建物や暮らしにお金をかけられなくなってしまうこともあります。

そのため今回もより一層、ご家族と優先順位を一緒に整理しながら土地探しを進めました。

そして選ばれたのが、今回の土地でした!

一見すると難しめ土地!弱点を建築の力で強みに変える

ただ、ホンネを言うと、この土地はかなり計画が難しい土地でした。

理由の一つが「南上がり」の地形です。

本来、日射を取り込みたい南側の宅盤が高くなっていて、そこに高い擁壁があり、その上には二階建ての住宅が建っています。

そのため、この土地にそのまま建物を建てると、南側から光が入りにくい。
さらに視線も抜けにくく、閉塞感を感じやすい土地でした。

一方で、駅までの距離は非常に良く、こうした土地の条件もあって、価格は周辺相場と比べてもかなり抑えられていました。

そこで、ご家族がしたい暮らしを改めて整理した上で、
「この土地の弱点を、設計によってメリットに変えられるのではないか?」

と整理していき、この土地での計画をスタートしました。

敷地の形と、家族の暮らしが調和する住まい

今回の設計で大きなポイントになったのが、二階リビングです。

南側からの光が入りにくい土地で一階にリビングをつくってしまうと、さらに光が入りにくくなります。
そこで、生活の中心となるリビングを二階に持ち上げました。

ただ、二階にすると今度は南側の住宅からの視線が入りやすくなります。
そこで、窓をただ大きく開けるのではなく、

「開ける場所」と「閉じる場所」をしっかりと整理しました。
視線が抜ける場所には窓を設けて開放感をつくり、逆に視線が入りやすい場所には壁を使って目線をカットする。

そうすることで、プライバシーを確保しながら、光や外への広がりを感じられる住まいにしています。

さらに今回、敷地が東西方向に広いという特徴がありました。
一方で、南側には擁壁があり、崖条例への対応も必要でした。

そこで、建物の奥行きをできるだけ短くし、その分、横方向に広く建物を計画しています。
横方向への広がりを活かすことで、実際の面積以上に広く感じられる空間をつくりました。

そして、この住まいでご家族にとって大切な場所の一つがキッチンです。
ご家族にとってキッチンは特にいる時間が多い場所と伺っていたこともあり

キッチンに立ったときの視線の先に何が見えるのかを大切にしました。
キッチンからはダイニング、リビング、その先にはバルコニーまで視線がつながります。

さらに、このバルコニーには屋根を設けています。
周囲は住宅が密集しているエリアですが、南西側だけは比較的開けていて、この土地で唯一、外への広がりを感じられる場所でした。

そこで、その場所を最大限に活かして、気持ちよく外とつながれるバルコニーを計画しています。

敷地の形状に合わせてバルコニーを斜めにすることで、周囲からの視線をカットしながら、視線の先に広がりをつくりました。
住宅密集地であるものの周囲の視線を気にすることなく、外にご飯を食べたり・お酒を飲んだり、特別な時間を天候に左右されず楽しめちゃいます!

長い敷地を、賢い動線に

1階は、玄関を入ると正面にオープンな階段が見える計画としています。
その階段下には造作の洗面台を設け、玄関から洗面、階段、と視線が抜けることで、閉鎖的になりがちな玄関に広がりをつくりました。

玄関を入った瞬間に、この家らしさを感じてもらえるような場所を目指しています。

また、今回のように東西方向に長い敷地は、建物も横に長くなりやすく、動線計画によっては廊下が増えてしまいます。。。
そこで今回は、玄関を建物の中央に配置。

オープンな階段や洗面を中心に、各個室、水廻りへとつながる動線をつくることで、廊下をできるだけ減らし、限られた面積を暮らしのために有効活用しています!

さらに、2階へ上がった先では、屋根の形状を活かして視界が広がり、毎日の「ただいま」に彩が加わればと思います

土地の「癖」を、住まいの魅力に成り得ります!

今回の土地は、傾斜や擁壁、日射、眺望など、決して簡単な条件ではありませんでした。

土地だけを見れば、

「南側に擁壁がある」
「日当たりが悪そう」
「眺望が抜けない」

といったデメリットが目につくかもしれません。

しかし、その土地の「癖」を一つひとつ読み解き、建物の配置や高さ、窓や壁、視線の抜け方まで丁寧に計画することで、弱点を解消するだけでなく、その土地だからこそ生まれる魅力へと変えることができます。

今回のお住まいは、まさにそんな設計の一例です。
現在、絶賛工事中!

見学会について!

こちらのお住まいですが、お施主様のご厚意により、お引渡し前に「完成見学会」を開催させていただけることになりました!!

N様、この度は大切なお住まいを見学会の会場としてお貸しいただき、本当にありがとうございます(^^)

この住まいは、こんな方に参考になると思います☟

・土地探しから家づくりを考えている方
・街中や駅の近くで暮らしたい方
・日当たりや周辺環境など、土地選びに悩んでいる方
・土地の条件を活かした設計を実際に体感してみたい方

写真や図面だけでは分からない、光の入り方や視線の抜け、二階リビングの開放感など、ぜひ現地でご体感ください!

【完成見学会】
📅 9月20日(日)1日限定!

ご予約はイベントページより受付中です!

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

宮崎でした。

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